これから海外でホームステイを計画されている方へ、ホストファミリーの選び方に関してご紹介します。
ホストファミリ―には以下の2つのタイプがあり、私はどちらのケースも経験しました。
1.個人の趣味でされているケース
2.ホストファミリー業を営んでいるケース
どちらのタイプにもメリット・デメリットがありますが、ホームステイの目的に合わせて選ばれるのが良いかと思います。
個人の趣味でされているケース
①メリット
・ホストファミリーとの交流が密で、色々と面倒を見てくれる
・帰国後も関係を維持する事で、語学の継続学習に役立つ
・留学先の国の文化に深く触れることができる
②デメリット
・ホストの家のルール(門限等)に縛られる事が多い
・ホストとの関係がうまくいかない場合、一緒に生活をするのがしんどい
・ホストファミリー業を営んでいるケースと比較し、滞在費が高い傾向にある
③お勧めの活用方法
・初めて海外留学を経験される方で、その国の文化も深く学びたい方
・短期留学が目的の方
ホストファミリー業を営んでいるケース
①メリット
・留学生の受入に慣れている
・常時、複数の留学生が滞在しているケースが多く、他の留学生との交流もある
・個人の趣味でされているケースと比較し、滞在費が安い傾向にある
・留学中、自分で自由に動き回りたい場合、ホストのことをあまり気にしなくて良い
②デメリット
・ホストが殆ど家に居らず、食事もシリアルや冷凍食品を勝手に作って食べる、ということがある
・(語学・文化の学習という意味で)ホストとの触れ合いが少なくなる
・他に受け入れている留学生が日本人の場合がある
③お勧めの活用方法
・大学留学等、長期留学の一環での活用や、現地でルームシェアをする場合に、ルームメイトを見つけることが目的の方
・ほぼ終日、語学学校等に通い、家にいる時間が限定的な方
私の体験談
1度目の短期留学はカナダのバンクーバーで、“留学ジャーナル”という雑誌で探した語学学校に直接連絡を取り、学校とホストファミリーの手配を自分でしました。
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滞在期間は6週間でした。
予算は飛行機代を含めた全ての費用で50万円で計画を立て、予算内で納めることが出来ました。
この時は、個人の趣味でされているホストを希望しました。
ホストにはとても良くしてもらい、週末に庭でBBQを楽しんだり、観光に連れて行ってもらったり、とても良い思い出が残っています。
語学学校は半日程度で、ホストと過ごす時間も十分に確保出来ました。
ただ、ホストの家が最寄のモノレール(Sky Train)の駅から遠く、毎日、送迎をしてもらう必要があった為、ホストの家の場所も選択基準に入れるべきだったと反省しています。
2度目は米国で大学院留学する際に、入学の3ヵ月前に渡米し、ホストファミリー業を営んでいるホストにお世話になりました。
費用を抑えたかった事と、他の留学生との情報交換を期待していました。
また、語学学校も金曜を除いては毎日5時迄授業がありました。
私を含め、常時4人の留学生を受け入れていました。
“他の日本人無し”、の条件で滞在を開始しましたが、滞在期間中に人の入れ替わりもあり、他の日本人留学生が居た期間もありました。
ただ、家にいる時間が少なかったので、あまり気になりませんでした。
余談ですが、ホストへのお土産で意外と喜ばれたのが、普通にスーパーで購入できるお菓子です。特に、ワサビ味の柿ピーは、大人気でした。
これからホームステイをご検討されている方にとって有益な情報となれば幸いです!
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