私がご紹介するのは、直接海外の企業に応募する海外転職では無く、日本企業での駐在、外資系企業、日本企業で海外出張が多い案件等を想定しています。
これまで私は10以上の「転職サイト」と「転職エージェント」を使用してきましたが、海外志向が強い私が継続的に使用する「転職サービス」と「転職エージェント」は下記の4つに絞られました。
- ビズリーチ
- doda
- JACリクルートメント
- キャリアカーバー(リクナビ)
「転職サイト」と「転職エージェント」の違い
簡単に「転職サイト」と「転職エージェント」の違いをご説明します。
「転職サイト」の場合は、ご自分で設定した条件で企業を検索できます。
ただ、企業への応募手続きも全てご自身でする必要があります。
また、年収等の条件面での交渉も直接企業とする必要があります。
「転職エージェント」に関しては、ご自身で設定された条件を満たした企業を見つけたエージェントが案件を紹介してくれます。
エージェントによっては、その企業の内情に精通していたり、過去に転職した人の離職状況等を教えてくれます。
一方で、「転職サイト」と異なり、設定している条件を少しでも満たさない企業は、全く紹介されない可能性があります。
おすすめ「転職サイト」
ビズリーチ
doda
両サイトとも、希望の年収条件を設定できるのですが、ビズリーチの方が年収の高い層をターゲットにしている印象です。
紹介案件数ではdodaの方が多いように感じますが、紹介案件の年収帯にかなり幅があります。
また、希望している条件からずれた案件も多い印象です。
一方、ビスリーチは外資系の案件が豊富です。
最近、ビズリーチは気になる案件が有料会員しか閲覧できないケースが多くなってた感じがしています。
おすすめ「転職エージェント」
JAC リクルートメント
キャリアカーバー(リクナビ)
両社の明確な違いは、JAC リクルートメントの場合は、JACのエージェントからしか案件の紹介が来ません。
JACはそれぞれの企業担当エージェントがいるので、紹介案件に関してはとても詳しいです。
また、最初の面談でこちらから依頼した内容を正確に反映した案件をバンバン送付してくれる印象です。
コロナの影響で減少傾向のようですが、「駐在案件で!」と希望したところ、自分でも驚く程の案件紹介が来ました。
一方、キャリアカーバーの場合は、登録されている様々なエージェントからの案件紹介がきます。
広範に案件をカバーしたいのであれば、キャリアカーバーとの両輪がお勧めです。
「転職サイト」と「転職エージェント」の使い方
「転職エージェント」の場合、転職者が入社するまでエージェントに報酬が発生しません。
また、報酬額も転職者の年収の一定割合という計算となります。
その為、転職者の意思よりは転職可能性が高く、且つ高年収の案件を紹介したい、というインセンティブが生じてしまいます。
私は、あるエージェントの方と長期的な関係を維持しており、他のサイトで見つけた案件も相談することもあります。
そのエージェントの方には、現職を紹介頂き、私の希望通り、転職後1年足らずで駐在を実現できました。
紹介頂いた企業の内情にかなり精通しているのだと思います。
今でも、定期的に連絡をとっており、転職市場の動向等、直接的な案件紹介で無いことでも相談にのってくれます。
ですので、企業を探している段階では「転職サイト」を活用しつつ、応募したい企業を見つければ「転職エージェント」に相談、というのが良い気がします。