ここでご紹介する3つの投資に関しては、日本に帰国後も継続可能という点でお勧めしています。
- オプション投資
- 学資の積立
- オンライン普通預金口座
尚、投資に関しては自己責任での投資をお願い致します。
オプション投資
日本では”かぶオプ”の呼称で知られている、株のオプション取引です。
日本ではまだまだ認知度も低く、オプション取引出来る個別株銘柄もアメリカは約3,000銘柄に対して、日本では200銘柄程度です。
詳しくはこちらの投稿(Firstrade 証券をお勧めする理由【オプション取引】)をご参照下さい。
また、日本のかぶオプの場合、取引できる証券会社もインタラクティブ・ブローカーズ証券や光世証券等、かなり限られているようです。
私はオプション投資に関しては「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として有名なロバートキヨサキ氏のビジネスパートナー(Rich Dad Advisors)の1人、Andy Tanner 氏の著書「The Stock Market Cash Flow」を読んだのがきっかけで始めました。
Tanner氏の著書は残念ながら、邦訳されていません。
私の場合、オプション以外でも、個別株、積立投信、金、銀の投資をしています。
株や金は主に将来的なキャピタルゲインを期待して長期保有していますが、オプションはキャッシュフローを目的に投資しています。
元々、個別株に投資をされている方であれば、購入される株を買われる際に、希望の株価になる迄待っている間の期間、オプションでプレミアム収入を得る事ができます。
売りの取引も同じで、株価が売りたい値段になるまで待っている期間、プレミアムを稼得できます。
その為、株取引にオプションを追加することで、リターンを向上することができます。
ご興味のある方は、「かぶオプの教科書」がお勧めです。
私がお勧めしているFirstrade証券に関しては、非居住者の口座に移管することで、日本に帰国後も口座を維持できます。
学資の積立
私には小学生と幼稚園の子供がいるのですが、上の子は日本の学資保険に入りました。
日本の学資保険の場合、受け取る金額も拠出した額と、ほぼ同額です。
アメリカの場合、厳密には学資保険という保険商品は存在しないようですが、積立型の保険で、一定期間積み立てた後、年々、契約した利率で増えていく保険商品があります。
詳しくは(https://insurance110usa.com/gakushi.html#hoken)のサイトをご参照頂きたいのですが、私も下の子供の大学の学費の為、実際にWhole Lifeの保険に加入しました。
Insurance110のサイトでは、下記のシュミレーションが紹介されています。
$300/月 x 10年拠出 = $36,000
18年後の受取 約$50,500
保険料に関しては、最初に一括で拠出することも可能です。
この保険は生命保険も兼ねているので、私の場合は、この積立を開始した際に日本で契約していた掛け捨ての生命保険も解約しました。
こちらの保険もアメリカ在住時に加入すれば、日本に帰国後も維持することが可能です。
オンラインの普通預金口座
アメリカのオンライン銀行の普通預金利率は、日本の銀行の利率と比較すると、かなり高いです。
銀行によっては、日本に帰国後は口座を維持できない場合もありますが、Citi、American Express National Bank等は帰国後も口座維持が可能なようです。
コロナが発生するまでは1.5%程の利率でしたが、コロナ直後に政策金利の引下げもあり、0.5%程度になりました。
日本のネット銀行で最も利率が良いとされているあおぞら銀行で0.2%、ローソン銀行で0.15%のようですが、その他の銀行はそもそも桁が1ケタ少ないです、、、。
因みに、私はカナダに本店のあるCIBC銀行のSaving口座を保有しており、この投稿時点では、Citi の0.5%、Amexの0.4%よりも高い利率の0.52%です。
確認したところ、CIBCも日本に帰国後も口座を維持することが可能とのことです。
あまり普及していないようですが、三菱UFJ銀行が運営しているPurePoint Financial も0.4%の利率ですが、口座開設に最低$10,000必要となる事に加え、日本帰国後に口座維持が可能かどうかは不明です。
まとめ
以上、私がアメリカ生活のもっと初期の段階で知っておきたかったと感じた投資商品をご紹介しました。
お金に働いてもらうには、早ければ早いほど良いですよね。
- オプション投資
- 学資の積立
- オンライン普通預金口座